先日、「介護オリンピックで、競技種目にタイピングが行われていること」を記事にした。
現代社会において、タイピングは必須のスキルであることは誰も疑わないだろう。
日本の大学生の場合、タッチタイピングができる人の割合は15%と言われているのに対し、アメリカの場合85%がタッチタイピングをマスターしている。
日本人がタイピングができない理由については、ローマ字入力に原因があるともされている(こちらを参考)が、
しかし、しっかり教育を行っていないことが原因だろう。
自動車免許は、18歳以上になると、多くの人が取得する。
また現在の自動車免許における適正検査は、
1.視力
2.深視力(大型・中型[限定なし]・けん引のみ)
3.色彩能力
4.聴力
5.運動能力
の5項目であり、
タイピング試験とパソコンによる質問形式を実施することでほぼ5項目の適正を測ることが可能だ。
何も速い速度でタイピングしろとは言っていない。
高齢者については、基準点を低くするなどの措置を講じてもよい。
しかし現在、高齢者に対して適正検査の5.運動能力については何を正しく判断できているだろうか?
自動車免許の適性検査にタイピングを導入することで、認知症などを持つ高齢者の更新は難しくなり事故が減ることも期待され、また若者のタイピング技術が向上することによって国全体として産業におけるメリットは大きい。
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